ツキノニジ終演
すみません、まるっと忘れて終演です。
沢山の方にご来場頂きましてありがとうございました!
今回の演目「ツキノニジ」はゲームの世界が舞台でした。
RPGです。
「星を集め、ボスキャラである白蛇を倒す」というゲーム。
なので途中でセーブしたり、ウインドウ開いたりとゲーム要素をちりばめてみました。
全部拾えた方はきっとゲームをやり込んでる人だろうなぁと思います。
そのゲームの世界をちょっとひねって。
普通のゲームではあり得ない設定を加えてみました。
多分この「ツキノニジ」というゲーム、トゥルーエンドを迎えるまでは何十回とやりこまないといけないので、実際にあのゲームがあったらネットで叩かれていると思います(笑)。
今回は「パーティ」で動いているせいか、ラスト近辺を練習しているときのみんなの荒れ具合がすごくてですね。
もうなんていうか…(笑)。
エンディングはまったくもって変わっていないのですし、台詞もなにもかも変わっていないのですが、みんなの芝居がガンガン変わるという面白い物を見させて頂きました。
楽しかったです。
うらっかわの方でも記事にあげますがこちらでも少しだけ。
今回の登場人物の名前は、すべて意味がありました。
アンケートにて、「一緒のパーティなんだから、ハナちゃんにも意味があって欲しかった」というご意見をいただきましたが、ありましたよ!安心してください!
レイは劇中で明かしたとおり、黎明からです。夜明けを迎える子。ザ・主人公です。当初、レイとメイと呼び名をどっちにしようかなーなんて考えてたときもありました…。
アカは暁ですから、夜の終わり。終わりを引き寄せることは出来ても、決して夜明けを見ることは出来ない、という意味を込めていました。
ハナは縹色から。晴れた青空の色だなぁって思って決めました。三人がこの色の空の下を歩くといいなーって。略称にしても可愛いしね!
ビャクは白群から。縹色よりさらに薄く、柔らかい色合いです。ビャク様によく似合う。色とキャラがリンクしてるんです。
リンは竜胆から。淡い青紫なんですが、どこか強い印象もある。竜胆の花も小さく可憐だけれども存在感ありますよね。
キキョウはまんま桔梗から。竜胆よりも紫。青みを帯びた紫…ザ・日本の色という感じなので、落ち着いた深い存在として。
ムクは槿色から。役者さんがむくむくっとしてるから?と本人に言われたんですが、違います(笑)。槿色も綺麗で柔らかく強い青紫。
とまあ、大体は色です。
レイとアカ以外は、とにかく夜明けを迎えて欲しかったので青系でキャラに合う名前を探しました。
ラストがアレな感じだったので、夜光堂史上最も役者がココロをやられたお話でしたが。
お客様は大丈夫だったでしょうか…?
気が付かなかった方もいらっしゃったかもしれませんが。
お帰りの際に見える扉に、「ツキノニジ2」のチラシがありました。
あ、これは決して「夜光堂で『ツキノニジ2』をやるよ」ということではなく、「ツキノニジ」を作ったゲーム会社が「ツキノニジ2」を出すよ、というものです。(ややこしいですね)
どうやらパッケージ販売ではなく、ダウンロード販売だということです。
白蛇となったアカを取り戻しに、レイとハナが旅立つ、「黎明の章」です。
「暁から黎明へ」
です。
ご来場、ありがとうございました。
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